木幡社長ブログ

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同業他社リサーチから自社の強みを探る

昨日は【同業他社ホームページリサーチ】を顧客視点で横断的に一覧比較して行うことをお勧めしたが、弊社自身も、もう随分以前のこととなるが、ある時この【同業他社ホームページリサーチ】を入念に行い、そこから、自社の“強み”と“ポジショニング”の自覚という成果を得られたので、今日はその弊社自身の経験をご紹介したい。


弊社は、弊社で制作をさせて頂いたほぼ全ての制作実績を自社のホームページに掲載している。


このことは弊社にとっては、当初はなんら特別なことという自覚もなくいたのだが、当時、同業他社リサーチを行ったことで、この「制作実績の掲載数が他社に比べれは比較的多い」ということと、またそのなかでも当時は「製造業のホームページ制作の実績が多いこと」ということに気付いたのだ。


ではまず、「制作実績の掲載数が他社に比べれは多い」ことは、どういうことだろうか?


この事実はその当時、弊社の同業他社であるホームページ制作会社のリサーチしてみて改めて気付き、判った事であるが、
それは、弊社がほぼ全ての案件に対して、直接にクライアント企業さまからお仕事を頂戴しているいわゆる元請形態であるからこそ制作実績を全て掲載できる訳で、この自社としては特別なことではなかった元請受注形態ということ自体が弊社の特徴であるということを、同業他社をリサーチして気付きとして得られた訳だ。


というのも、創業当初は弊社もそうであったが、他の多くの同業の制作会社は営業活動に苦労されることが多いようで、どちらかといえば制作に専業し、営業力は、広告代理店などの他の協力会社に頼る、いわゆる下請け形態でのお仕事をされるところも多いようだ。


こうした下請け形態受注の場合は、恐らく制作実績は豊富にお持ちであっても、それらの事例を、自社の実績として自社サイトにて実績紹介が出来ないのではと推察する。


故にそうだだとすれば、弊社としては、それまでたいして特別なことととは思っていな
かった元請受注の営業スタイルは“自社の特徴であり強みである”ことになる訳だ。


事実、弊社も、過去に下請けとしてお仕事をさせて頂いたこともあるが、この場合は直接クライアント企業さまとのお話がしづらいことが殆んどで、うまく仕事を進めることが出来ず、そのことに気付いて以来、お客さまと良いパートナーシップの関係が結べないと、良い仕事が出来ないといえるこのホームページ制作の仕事では、「弊社は直接そういう関係を築けない下請けの仕事はしない」ということを原則とするようにした。


故に弊社は「クライアント企業さまと共にそのお会社のWEB戦略を考え、共創しながら、良いパートナーシップを築く」こと自体が他社との差別化、そしてウィザードならではという独自化を生み出すポイントであるということを認識したのだ。


以来、それまであまり意識していなかった「元請形態であり制作実績が多いこと」と「クライアント企業さまと共にそのお会社のWEB戦略を考えるというスタンス」を売りにしている。


2番目の「製造業のホームページ制作の実績が多いこと」ということについては、次回にお話したいと思う。

2008年08月27日 23:47
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