1年で20kg超の減量のひみつ
私は2年半ほど前からマクロビオティックという玄米菜食を続けている。
マクロビオティックといっても、まだ一般にはあまりしられてはいないが、最近は女性誌などで、ブランドファッションのスーパーモデル達が美容と健康のために注目しているとか、アメリカでマドンナやトム・クルーズ、マイケル・ジャクソン、またクリントンやカーター元大統領なども実践しているというような報道でご存知のかたもあるようである。
こう言うと海外の食事法かと思われたり、よく一般に言われるベジタリアン(菜食主義)と混同されたりするのだが、実は、桜沢如一(さくらざわゆきかず)という方が提唱され戦後から続く、日本古来の伝統食をベースとした食事法であり、食養法である。
その内容は、玄米を中心に、穀類、豆類、有機野菜、味噌、醤油、海藻などを中心とした純日本食で、別にサラダばかりを食べるわけでは無く、むしろあまり生の野菜を食べたり野菜ならなんでもという訳でも無い。また基本的には肉類や、乳製品、卵、化学調味料、砂糖などは頂かない。
こう言うとまた味気なく思えたり、制限がありすぎて無理があるように思えるが、私などは、嵌ると面白いほど食事が美味しく楽しみになり、体質もすっかり変わり、すこぶる調子がよくなった。
ただ、私などは、もちろん仕事上のお付き合いなどで外食することも多いので、厳格なマクロビアンとはいかないが、実は外食するとその後は少し体調が優れない。
そして、この食生活をはじめるようになって、僅か1年たらずで、80kgほどあってメタボ化していた体重が、60kgを切る体重となり、20歳前後の時の体重に戻ることとなった。
それからリバウンドすることも無く、1年以上はこの体型を保っている。
写真は、以前の私の名刺に使っていたかつての写真だが、まるで全くの別人であることがお分かり頂けるだろう。当時の私を知っていて、最近久々に再会する方は一様に驚かれるのだが、病気になったわけでもなく(笑)、実はダイエットをさほど意識したわけでもなく、運動やエクササイズも妻の指導を受けたりもしたが、その最大の理由はこの食事で自然に元に戻っただけのようなものである。
ところで、このマクロビオティック、詳しくは下記のサイトをご覧いただければよいのだが、実は単なる食事法というよりは、ある意味、思想哲学的な面もあり奥が深くてとても一度に、簡単には語りつくせないので、また時折このことについても語っていきたい。
【参考サイト】
Wikipedia マクロビオティック
正食協会
日本CI協会
マクロビオティックライフサポート(クシマクロビオティックアカデミー)
RSSリーダーで市場調査
RSSをご存知だろうか?
意外と一般にはあまりまだ浸透していないようで、先日も私の友人にこの仕組みを教えてあげると、「凄い!凄い!瞬時にして欲しい情報が常時チェックできるのは、かなり画期的です。」と大喜びだったので、今日はRSSの使い方を紹介してみたい。
RSSをWikipediaで調べると、「RSSは、ニュースやブログなど各種のウェブサイトの更新情報を簡単にまとめ、配信するための幾つかの文書フォーマットの総称である。」と記されている。
RSSに対応しているウェブサイトやブログなどでは新着情報などのマークや、や、などの表示が使われていることが多い。
判り易く言うと、情報を発信する側は、日々更新されるブログやホームページの記事更新の最新情報をこのRSSという形式で常に配信することで、更新の状況をタイムリーに情報の受け手に知らせることができる仕組みである。
情報の受けて側は一般にこのRSSの情報を、RSSリーダーといわれるソフトで入手する。
そのRSSリーダーといわれるソフトの代表的なものには、gooRSSリーダーや、Microsoftのwebブラウザで最新のインターネットエクスプローラー7.0には、このRSSリーダー機能が標準となっている。
このRSSをうまく使いこなすと、マーケットリサーチにも便利な情報収集ツールとして使うことができる。
例えば、gooRSSリーダーには、キーワードの登録が可能でキーワードを追加しておけば、毎日そのキーワードが利用され更新された記事の検索が日付順に可能である。
具体的には、例えば「カーディオキック」という弊社のサチウェイインターナショナル事業部が展開するエクササイズプログラムの名称をキーワード追加しておけば、毎日数多いwebサイトやブログサイトでRSS配信をするサイトから、自動的に「カーディキック」という言葉が記載された記事を巡回ピックアップしてくる。
つまりは、今現在の「カーディオキック」に言及された記事の内容をタイムリーにチェック出来るという訳である。
また、RSSリーダーに、自分のお気に入りサイトを登録しておけば、いちいちサイトにアクセスして更新の有無を確認せずともチェックが可能なのである。
人材育成の為の心得と作法
今日は、弊社のサチウェイインターナショナル事業部のリーダーズ研修という幹部人材育成研修を行なっていた。
サチウェイインターナショナル事業部は、従来、私の妻、木幡さち子が、1999年より個人事業として経営していた事業を、今年より新たに弊社の事業部門として事業統合したもので、その事業内容は主に「カーディオキック」という空手をベースとしたエクササイズプログラムの提供である。
新しい体制となってからは今回が始めての人材育成研修であるが、この研修は、次代のカーディオキックインストラクターを養成するためのトレーナー資格取得を目指した方達への研修とライセンス試験であった。
現在、登録インストラクターは全国59名であるが、いわば、その頂点で、これからのカーディオキックのプログラムを担って頂く、ニューリーダーを生み出す大切な研修である。
実はこの研修は、昨年秋より3ヶ月にわたり、空手実技、ミュージカル形演武実技、養成実技、メンタルトレーニング、リーダーシップ、生き甲斐について、コーチング、コミュニケーションスキル、食と健康管理といった内容で、丸5日間の計5回講座の研修で修了したが、修了時点では7名の参加者のうち、実際のところ合格条件を満たす合格者はいなかった。
その後、事情により期間が今日まで開いてしまったが、今回はその再テストの機会であった。
再テストに望んだのは、本日参加の5名のインストラクター達であるが、昨年の講座修了から約8ヶ月の間に変貌を遂げ成長した人、昨年の修了時点の熱い意識を今も持続している人、再テストの期間が開いてモチベーションが下がってしまった人など様々であった。
後進の人材を育成するトレーナーとしては、いままでのインストラクターであるだけの自分の立場とは180度立ち位置が違う。
対象者のインストラクターたちはもともと皆、意欲の高い人たちであり、実技に関しては、その後も鍛錬され申し分ない領域まで来ているが、しかしそのトレーナーとしての立ち位置・視点を本当に理解されていた人が少なかったのには残念だ。
そうした点を本当に理解し体得するのは、実はこれから自分達が、実際にその立場に立った時点からなのかも知れない。
『立場が人を作る』というのも確かにあるだろう。
しかし、まずは今なによりその『心構え、姿勢が大切』なのだと思う。
今日は、養成実技としてインストラクター養成の導入部である「カーディオキック」の概要説明を行っていただいたが、実はこの冒頭の出だしが、簡単なようで実は何より一番難しいのである。
私はカーディオキックのインストラクターはできないが、以前はパソコン教室をしていたのでパソコンのインストラクターの経験があるのだが、この分野でも実は一番奥深く、教えることが本当に難しいのは、入門の入門「マウス操作と文字入力」であった。
というのも、ここの第一歩目でつまづくと、特にご年配の方などは、極端な話、その後一生パソコン嫌いになったり、苦手意識を抱えたまま過ごすことになるからだ。
逆に、ここで達成感や、自信を持てたり、新たな気付きや、ちょっとした感動を体験することが出来たら、その後のパソコン習得に対する目標が生まれたり、楽しみや意欲が芽生えるのである。
自分も全くの初心者になったつもりで、相手の立場になり進める必要があり、そこが一番難しい点でもあった。
今日の5人は、インストラクターとしては長い経験と豊富な体験をもっているので、普段の一般の生徒さんを教える分にはなんら申し分はない。
しかし、こと、インストラクターを志望する方への教習となるとどうだろう?
当然、対象となるインストラクター志望者に対して、「自分が指導するこの方々達が、新たに生徒さん達に対してこのプログラムを教えるとなれば。。。」と先の先まで思いをめぐらすことが必要となる。
また、自分が伝える最初の第一歩となるファーストインプレッション(第一印象)が、後進インストラクターのその後に大きく影響し、それがまた多くの生徒さんに伝播すると考えられないだろうか?
そう思うと人材育成は大変難しい。
その一番の発信源の側として、こちらもそのことを改めて実感させられ、逆に今日は我々も大いに反省すべき点を学ばせていただき、貴重な気付きを頂いた。
というのは、「こうした心得や姿勢を最重要課題として考えて、体系化し、もう少し詳しく伝えて置くべきであった。」と思えたのだ。
私自身は空手の経験もないのだが、武道には心得と作法がつきものだ。
なかでも、試合については、礼に始まり、礼に終わる。
この心得と作法というものは、ものごとに挑むとき、まず自分の立ち位置(スタンス)と視点を確認し、心を鎮め、集中力を高め、場を整える作用があるのではと思う。
いわば、そのセットアップであるといえる。
また、ものごとを終えた後も、次への展開のための調整をなすためのものだろう。
そんな、いつも心得と作法をもって、物事と接することで、結果が変わることが考えられる。
今後はそんな心得や作法に注目して体系化し、そこをしっかり伝えていきたいと感じた次第である。
出口はあるか?
今日の午前中は、サチウェイインターナショナル事業部のミーティングを行っていた。
主な議題は先般のリーダーズ研修の件と、今後の展開についてである。
同事業部における現在の主な事業としては、カーディオキックという「空手」と「エアロビクス」と「キックボクシング」を融合させた独自のフィットネスプログラムの普及推進とインストラクター養成の教育研修事業である。
今後さらに当社としてはこのカーディオキックのインストラクター養成ができるトレーナーを増員することで、このカーディオキックインストラクターライセンス資格取得の研修の開催頻度も増やし、インストラクターの強化を行っていく方針を採りたいと思っている。
それに伴い課題となるのは、カーディオキックインストラクターの活躍の機会を創出することである。
その意味では当然のことながら、このプログラムの広報宣伝を強化するとともに、実際の活躍現場の開拓が望まれる。
折角ライセンスを取得しても、それを教える場所や機会がなければその意味がないからだ。
その課題意識を持ちながら、現在は今後の具体的な展開を検討しているところだ。
そしてそんなことをいろいろ考えながら、本日は夕刻よりロボットラボラトリーで開催された次世代ロボット開発ネットワークRooBOの運営委員会の会議に参加した。
私はこのRooBOの開設時よりこの運営委員会の委員として末席を汚させていただいている。
ここの中で、ロボット開発者の人材育成教育ビジネスのお話となり、基盤技術となる組込み系のプログラム開発の人材教育に関しては、ここでもその教育を受けた方の受け皿が問題ということだ。
大阪市は現在、ロボット開発を今後の大阪の新しい産業基盤の1つとしたいという構想のもと数年前から、その支援施設としてロボットラボラトリーの開設をされ、その成果は着実に実ってきている。
しかし、先の開発者人材の受け皿としては、実際のところ、やはり大手企業が多い東京を中心とした首都圏に人材教育ニーズが偏っている。
ロボット産業都市を目指しその実績を上げつつある大阪ではあるが、中小企業がロボット産業の中心となっている点からも、残念なことにまだまだそうした人材の受け皿としての求人ニーズの需給バランスは良くないようだ。
ロボットの開発技術を学びたいというニーズを抱えた人は多くても、受け口としての出口が少なく実際はビジネスとしては成立しにくいようである。
ロボット産業はこれからの産業分野だけにこうした人材の出口となる受け皿はまだまだこれからだとは思うが、いずれにしても人材育成ビジネスにおける出口戦略は重要だといえよう。