木幡社長ブログ
[2010年08月] カテゴリー
2010年08月17日

事務所移転・営業開始

当社はお盆休みを利用して、8年3ヶ月の間事務所を構えたいた北区天満の地を離れ、関連親会社である株式会社木幡計器製作所と同じ場所の大正区南恩加島に事務所を移転致しました。

8/12には旧事務所を退去して、お盆休み中に開梱・機材設置などを済ませ、本日17日より営業を開始しております。

ただ、転居案内がまだ十分にお知らせしきれていないこともあり、旧電話番号からは今週いっぱい自動転送をさせていただいておりますが、転送時間の関係でご不便をおかけしている面もありますので、お詫び申し上げます。



フタバ紙器さまには、素敵な蘭のお花を頂戴し、ありがたく感謝申し上げます。

また、今日は早速、新しい事務所にお二方の来客がありました。
暑い中、わざわざお越しいただきました白石社長様、宮崎様ありがとうございました。



ところで、ウィザードは、元来木幡計器の事業部からスタートし、弁天町でパソコンスクールを始めたことから創業したのですが、考えれば、私自身はそれから13年4ヶ月ぶりに大正の事務所に戻り、常勤することになります。月日の経つのは早いものです。

私にとっては、子供のころからここは、昔から慣れ親しんでいる場所とはいえ、何か少しだけ久々に里帰りした気分で、初心に帰り本当に一から出直し仕事に取り組むつもりでおります。

これを機会に、ぼちぼちながら、このブログも復活しますので、よろしくお願い致します。


2010年08月17日 21:00 | コメント (0)
2010年08月30日

先週、日刊工業新聞社より取材をうけました。

その取材の目的対象は、弊社が6月28日付で、大阪府より承認を受けた、
中小企業新事業活動促進法に基づく経営革新計画承認新事業である
『漫画等を利用した物語コンテンツの制作』関しての取材です。
 ⇒ 大阪府/経営革新計画承認企業一覧 平成22年6月(ワードファイル)
   

取材を受けて改めて感じたのですが、この新事業の関しては、最近
リニューアルした弊社ホームページでも既に概要紹介はさせていただいて
いるものの、幾分説明が不十分であるので、(今後専用サイトの立ち上げ
公開も予定はしているのですが。。。)

ということで、それまでしばらくはこのブログで
その内容の補足説明を数回に分けてさせていただくこととします。


本事業の特色は、物語(ストーリー)の持つ人の認知行動に与える効用に
着目し、既存のWEBコンテンツ制作の技術を活かしながら、こうした物語
マーケティング技法を取り入れ、さらに、ハリウッド映画にみられるような
共感を生みやすいシナリオ技法や、最新の認知心理学や機能脳科学の
知識も活用し専門性を高めています。

また、一方で産学連携により多くの若手クリエイターの人材登用により
多様性を持つ漫画等を利用した物語コンテンツを比較的安価に制作出来ると
いうのが本サービスの特徴です。


このブログでは、まずは、近年はマーケティング分野や経営組織論の分野でも
注目されている物語の持つ、「伝わり易い」、「記憶に残り易い」などといった
特徴・効用について、具体的にお話していくことにしたいと思うのですが。。。

ただその前に今回第1回目は、プロローグとして、物語の持つ効用が一体いつ頃から
ビジネス分野で注目されてきているのかについてお話したいと思います。

物語の持つ「伝わり易い」、「記憶に残り易い」などといった特徴・効用に
ついては、日本国内では、かの著名な経営コンサルタントである神田昌典氏
なども、数年前より提唱され、神田氏自身もご自身の著書や、ビジネス書の
中でそうしたことによく言及されており、同氏の高い影響力が感じられます。
(ただ神田先生が、物語の効用について師として学ばれたのは、いずれ後述
しますが、日本で唯一のストーリーアナリストといわれる岡田勲先生
のようです。)


また、一方で日本国内でストーリーテリングの効用が近年注目され
始めたのは、いつも各ビジネス理論ブームの火付け役として貢献される
「ハーバードビジネスレビュー」
に2004年発表されたある論文の影響も大きいと思います。


それは、世界銀行の元ブロジェクト・ディレクターで、米国ビジネス分野で
ストーリーテリングの効用を説いた第一人者ともいわれるステファン
(スティーブン)・デニング博士が、経営組織論の観点から「ハーバード
ビジネスレビュー」に論文寄稿した『ストーリーテリング

2010年08月30日 08:50