木幡社長ブログ

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IKEA

世界一の規模を誇る北欧スウェーデンの超巨大家具小売店IKEA(イケア)が、木幡計器の所在と同じ、わがまち、大阪市大正区の鶴浜沖に8月1日にオープンした。


私も大正区で事業を営むものとして、このIKEA鶴浜がオープンした鶴浜沖というエリアの土地開発整備の経緯を知っているので、同店が誘致される以前から、このエリアがどんな活用がされるかについて関心があったので、IKAEという聞きなれないスウェーデン家具大型量販店が来るという噂は1年ほど前から聞いていた。


しかしその認識はつい先日まで「どうやら、自分で組み立てる形式のデザイン性の高いローコストの北欧家具の大型店らしい」という程度のものであったが、そんな私の認識を変える出来事があった。


というのは、自宅のポストにIKEAのカタログが投函されていたのである。


IKEA2009カタログイケア2009カタログ
私の現在の住まいは大阪市都島区である。恐らくIKEAのある大阪市大正区鶴浜からは直線距離で10kmから15km圏内辺りかと思うが、360ページもある1cm程度の分厚いカタログをここまで投函するとは驚きだ。もし仮に大阪市内の全ての世帯に投函しているとすれば128万世帯である。


そう思いながら、インターネットでリサーチしていると、ポートアイランド店のローカルリーダーシップ・マネージャー yokoさんのblogがあり、その記事を読むと、どうやらやはり関西一円に180万部もポスティングされているようだ。


そんなマーケティングに驚愕しながら書店に行くと、IKEAの企業戦略についての本が結構出ているものだ。

IKEA 超巨大小売業、成功の秘訣
ひとまず日本経済新聞出版社から出ている「IKEA 超巨大小売業、成功の秘訣」という本を読んでみる事にした。


IKEAは、35カ国に250店以上を展開する世界最大の家具店で、なんと売上高は173億ユーロ(約2兆8,169億円 2005年9月1日〜2006年8月31日)。


既に34年前の1974年に一度日本進出したものの12年後一度撤退しているので、日本再上陸のようだ。


2006年4月に千葉県舟橋、同年9月に横浜、そして本年4月に神戸ポートアイランドと続いて出展され、今後11月には5店舗目として埼玉県三郷にも出店される予定だ。


先のカタログは世界27カ国語で翻訳され、総数1億9千100万部も発刊されているらしい。


書籍『IKEA 超巨大小売業、成功の秘訣』にはその成功の秘訣として、創業者イングヴァル・カンプラード氏の経営哲学がベースとなり、その特徴としては、


1.低価格
2.デザイン性の優れたスタイル
3.販売システム
4.流通システム
5.ブランド・イメージ戦略
6.創業者のカリスマ性


などが主な理由として挙げられていた。


そんな予備知識をベースに、実際に店舗に家族で行ってみた。
足を運び現場を見るとやはりそこには、書籍に語られているような、いろんな成功の秘訣のヒントが沢山あることに気付かされた。


明日はその点についてレポートしたい。


【参考サイト】
イケア・ジャパン http://www.ikea.com/jp/ja/
IKEAポートアイランドができてから http://ikea-blog.jp/
イケア Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/IKEA

2008年08月23日 23:57
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