木幡社長ブログ

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テレビで紹介されていた(株)向井珍味堂さん

今日は、面識のある社長の会社がたまたまテレビ番組(MBS ちちんぷいぷい)で紹介されていた。


大阪ローカルの番組で、たまたま車での移動中にカーナビのTVをつけていると、大阪の元気な中小企業の紹介というテーマの番組で、聞き覚えのある社名が紹介されていた。


その会社は大阪市平野区にある食品メーカーの(株)向井珍味堂さんである。
同社で製造されている主な製品は七味唐辛子、青海苔、きな粉などである。

(株)向井珍味堂(株)向井珍味堂 webサイト
実は(株)向井珍味堂さんは私が所属する大阪市青年経営者連合会(市青連)の会員企業さんでもあり、同会の行事で、本年2月1日に開催された大都市青年経営者交流研究大会という全国6都市で毎年持ち回りで開催している会合の大阪大会で、大阪のお土産の一つとして同社の七味唐辛子を選ばせていただいた経緯があり、我が家でも美味しく頂いている。


同社の製品は、大変風味香ばしく、美味しい七味唐辛子で大変食が進む香辛料である。
社長の中尾敏彦さんとは、昨年の産業交流フェアでお名刺交換をさせて頂いた。


そんな面識のある方だったので、番組を思わず見入ってしまったのだが、同社の強み特徴がうまく紹介されており嬉しくなった。


創業者は御祖父様で中尾社長は3代目だそうだが、現在の(株)向井珍味堂さんの隆盛を築かれるにはやはりご苦労も多かったようだ。

特に、3代目の中尾社長が子供の頃から居られる古い番頭さんや年配社員さんの多い中、古い会社の体質を改善されてこられるには、ご苦労があったようでこんなお話が紹介されていた。


昔の作業現場は、空調も無く暑く過酷なところで、食品に虫が混入することも乾物業界では当たり前のことのような習慣もあり、電話で虫が入っていたというようなクレームにも「虫が食うのは美味しい証拠、それがいやなら買うていらん」というような会社の風土があったそうだ。


そんな中、「それではいかんやろう!」と食品工場では今では当たり前の白衣と帽子をしようとしても、古い社員さん達の間ではなかなか賛同されない中、ならば自分一人だけでもと、身に着けられ続け、長年社長自ら率先して黙々と掃除に励まれ続けた結果、次第に社員さんにも浸透し、今では安全性と品質管理が同社の大きな強みとなるまでになられたようだ。


同社のホームページを拝見すると、そんな元気な会社の社風が伝わるとても良いホームページだった。会社サイト以外にもオンラインショップサイトも2サイト展開され、ブログも熱心に、社員さん主体に更新されている様子も伺えた。


思わずいろいろ拝見し、市青連以外にも私も所属する大阪府中小企業家同友会にも参加され、私も以前、家業の(株)木幡計器製作所で取り組んだ同友会の共同求人活動にも参画され、会社組織改革に取り組まれていたことを知、り益々親近感を感じさせていただいた。

いずれ一度、向井珍味堂さんを実際に訪問させていただきたいなと思う。

2008年07月15日 23:58
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