木幡社長ブログ

« お客様事例紹介 (株)ウエロクカトウ様メインお客様紹介 新生紙化工業(株)様 »

簡単にホームページの良し悪しを見分ける方法

今日は、午前午後といずれも現在制作初期段階のクライアント企業様との打ち合わせであった。


今回はいずれも新規にサイトを立ち上げられる企業様だ。


これは新規サイトもリニューアルにも共通して言えることだが、サイトを立ち上げるうえで、私達制作者がまず一番に意識して心掛けているポイントが、
『ユーザー目線で、ユーザーが求める情報を整理して、いかに判りやすく伝えるか?』
という点である。


しかしこの、ユーザー目線というのは、頭では判っているようで意外と難しいものだ。


人間関係においてもそうであるが、相手の目線に立つというのは、良い人間関係を保つ上でも大切だと思うが、これも同様に難しいものだ。


私自身も普段気がつけば、ついつい自分よがりな視点になり、相手の目線に立つことを忘れてしまっていたりして反省することも多い。(苦笑)


さて、話はホームページに戻るが、私は“良いホームページの最大条件”は、この
“ユーザー視点で情報を整理して判りやすく伝える”という点だと思っている。


ではホームページの良し悪しを左右するこの度合いを、端的に一番判り易く判断できる方法は?というと、アクセスマップ(所在地図)のページを見てみることだといえる。


というのも、会社や店舗の所在地図というのは、会社や店舗に勤務する人にとっては、毎日通いなれた道で、もう当たり前に迷うことのないものであるが、地図の目的は、初めて来訪する方が迷うことなく目的地である会社や店舗の所在に辿り着くことだといえ、ここがしっかりしているかで、先程の指標でホームページ全体のレベルがうかがい知れる。


弊社所在地図ページ弊社所在地図ページ
地図には、最寄り駅の改札出口や高速道路の出口、あるいはバス停留所から、途中の目印や順路を判り易く記すべきであるし、距離や、徒歩何分というような目安を示したり、交差点の名前や、一方通行標記も大切だ。


それと、地図のページは印刷して来られるケースが多いので、白黒レーザープリンターで印刷しても綺麗に印字できるようにコントラストに配慮する必要性もある。


万が一道に迷われたり、遅延されるような際に、ご連絡頂くようなことも考えて所在住所や電話番号も地図のページにも標記をしておくべきだろう。


さらにいえば、社屋・店舗写真や目印の写真をいれるのも工夫だろう。


また最近は、縮尺・移動が可能な google mapも併記したり、電車・バスの時刻表ページへのリンクなども考えられる。


こうしてみれば、たかが地図でも、これだけ内容を考慮するポイントがあり奥が深いものだ。


地図をみれば、その会社のホームページの成熟度が判り、顧客サービスの度合いやホスピタリティのレベルもある程度窺い知れる。


親切な地図はそれだけで、その会社のイメージアップにもつながるのではないかと思う。


また余談だが、実は、地図を見てホームページのレベルを判断するというこの指標は、弊社の制作スタッフ採用時の判断基準の1つでもあり、応募者の方の作品の中でも地図の出来栄えは必ずチェックするのだが、良い地図を描ける人材はwebクリエイターとしてセンスがあるといえる。

2008年09月09日 23:21
コメントを投稿

(コメントは、投稿して頂いた後にブログ管理者が表示致しますので少々お時間がかかります。)