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ホームページの制作にあたって、最重要キーワードの選定などの面も含め、ユーザー視点で考えることの重要性はこのブログでも何度か述べたつもりだ。
またユーザー視点の重要性という観点では、よくユーザビリティ(操作性)やアクセシビリティ(高齢者や障害を持つ人にも配慮されているか)などが語られることも多いが、まずは、特にそのホームページの内容・中身である『コンテンツ』が、ユーザー視点の内容となっているかどうかはとても重要なことである。
ところでこの『コンテンツ』の中でも、【キラーコンテンツ】といわれるものがある。
キラーは英語で「殺す」、コンテンツは「中身」や「内容」であるから、直訳すれば、言わば「殺し文句的な内容」とでも解釈すればよいかと思う。
この【キラーコンテンツ】とは一般的には、IT用語として、「ある規格やサービスを広く浸透させるために用意されるコンテンツ(データや情報、サービスなど)。または、 そのような結果をもたらしたコンテンツ。いわば人気のコンテンツである。」と定義付けられている。
こういう定義からすると、「爆発的な人気を誇り、世間一般の社会に広く浸透されるようなインパクトのある内容」のみをいうのかと思われそうだが、ホームページ制作の分野で言う【キラーコンテンツ】は、そのホームページが、対象となるユーザーに認知されるために決め手となる『コンテンツ』、具体的に言えば、ブラウザーの「お気に入り」に入れたくなるような『コンテンツ』をいう。
そのホームページが「お気に入り」に入れてもらえる決め手となるような、人気の『コンテンツ』であるから、この【キラーコンテンツ】は、当然、ユーザー視点で考えられたものであると言えよう。
つまり【キラーコンテンツ】とは、商用サイトにおいては、顧客ユーザーに認知され、顧客ロイヤリティーを高めるために、ユーザー視点で考えられた人気のある『コンテンツ』だと言える。
では具体的に、企業サイトにおけるそんな【キラーコンテンツ】の条件とは、何だろうか?
私は、以前より、その条件は次の2つのいずれかの特性を有するものだと主張してきた。
それは、ユーザーにとって、
1.「何か学べるような知識情報」か、もしくは
2.「便利な機能・サービス」を提供する『コンテンツ』である。
さらに、最近この2つの条件に新たに付け加えるべきだと思うようになったのは、
3.「人に伝えたくなるような物語性」を有した『コンテンツ』である。
これらの具体例については、次回より、弊社の顧客サイトをご紹介しながらご説明しよう。