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【キラーコンテンツ】の具体例として、昨日は「知識情報を提供するタイプ」をご紹介したが、本日は「便利な機能・サービスを提供するタイプ」をご紹介してみたい。
その例は、大阪市福島区海老江にあるモーターとトランスやキュービクル電源などの受変電機器、電源機器の製造・販売・レンタル・修理を手掛けられる今年で創業95年の奥村電機株式会社様である。
奥村電機(株)
同社の【キラーコンテンツ】は『在庫一覧である。
この在庫一覧は、毎日自社で情報更新可能な、製品在庫検索システムである。
同社のこうした製品は工事現場等でのレンタル需要も多く、ホームページを制作させて頂いた2003年以前は、お得先様に対して、定期的にプリントアウトされた在庫情報リストを書類送付され情報提供をされていた。
当然、一定期間をおいての情報提供なので、お客様は実際には常に同社に現時点での在庫状況を照会をかけてから、発注手配が必要だった。
また、モーターなどは、製造メーカーによりその取り付けピッチ寸法は各々異なるためこちらも実際利用可能かどうかは、お客様には図面を要求頂き、内容を確認いただいたその後の手配となっていた。
故に、同社のレンタル事業は都度電話でのお問合わせが多い業務であった。
また、レンタル在庫リスト、外形寸法図面・回路図などの書類提供のためのFAXでのやり取りも多かった。
しかし、本データベースシステムを利用することにより、これらの業務は簡略化されると同時に顧客サービスに繋がるまさに便利な機能となった。
具体的には、従来は
在庫照会(TEL) ⇒ 図面・回路図等送信(FAX) ⇒ 見積もり依頼(TELorFAX) ⇒ 見積もり回答(TELorFAX) ⇒ 受注手配
であったものが、
在庫照会(DBシステム)〜図面・回路図等ダウンロード(PDF)〜見積もり依頼(依頼フォーム)までがホームページ上 ⇒ 見積もり回答(TELorFAX) ⇒ 受注手配
と、上流3工程は全てがお客様がご自身で行っていただけるようになった。
このように便利な機能を提供するキラーコンテンツの場合は、顧客ユーザーにとっても、自社にとっても双方に便利なWINWINの関係の内容となる場合も多い。
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