木幡社長ブログ

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心の学と、魂の学

堺屋太一氏の著書「日本を創った12人」の中の1人に石門心学の祖、石田梅岩が挙げられ、日本人が美徳とした気質とも言うべき、「質素」、「倹約」、「勤勉」など、日本人の倫理観を培った人物として紹介されている。


先日の石門心学とメンタリングの共通点をテーマにされた心学明誠舎のセミナーからも、石田梅岩は当時の偉大なメンターであったことが窺い知れる。


そして石田梅岩の石門心学は、常に実践をベースとした哲学であるが故に、その思想は時代は変われど今も商人道として、伝統的な老舗企業の経営哲学などにも受け継がれている。


そして現代の実践哲学として、今、私が学ぶのはTL(トータルライフ)人間学というものだ。


石田梅岩が唱えた学は「心の学」であるが、私にとっても現代の偉大なメンターである高橋佳子先生がお説きになるTL人間学は「魂の学(グランド・セオリー)」というものである。


石門心学では士農工商いずれも職も同じ尊い人間の営みであると説いているが、TL人間学も一人の人間として、誰もが、魂の願いをもって生まれた存在であると教えていただく。


また、人が抱える試練の反対側には、必ず魂の奥底にある願いが存在する。
人はその願いを実現すべく、自己変革とともに、人間的な深化成長の機会を頂いた尊い存在であり、TL人間学ではその成長のための心口意をお教えいただく。


私が昨日今日と参加したこのTL人間学のセミナーには、日本全国から、経営、医療、教育の各分野の現場で活動され、共にこうした実践哲学を学ぶ方々が多く集い、学びの場をもたせて頂き、そして多くの気付きと勇気を頂いた。


私もまた、明日よりこの学びを実際に、自らの実践原則として取り組んでいきたいと思う。

2008年07月21日 23:57
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