木幡社長ブログ

« お客様紹介 長門電機株式会社様メイン趣味のオーディオをマーケティング的に考えてみた »

佐藤義典氏のマーケティング理論「戦略BASiCS」

私の仕事上の最大の関心事はマーケティング分野である。

故に恐らくこのブログの中でも大きな1つのテーマとして常に話題として行きたいところである。

今日でブログを書き始めて7日目であるが、テーマ的には真打ち登場ということで土曜日の今日はマーケティングの話題をテーマにしたい。


さて最近このマーケティング分野で、私が興味深く思っている1つは佐藤義典氏の「戦略BASiCS理論」である。


同氏は既に5冊のマーケティング書籍を執筆されているが、先日は私が個人的に毎月視聴購読しているマーケティング教材のインタビューCD−ROMの講師が佐藤氏であり、ここでもこの「戦略BASiCS(ベーシックス)理論」が判り易く語られていた。


佐藤氏の「戦略BASiCS理論」とは、簡単にいうと


Battlefield (戦場:何処を戦場として戦うか?)
Asset (独自資源:自社の独自資源は何か?)
Strength (強み・差別化:自社の強みや差別化の視点は何か?)
Customer (顧客:顧客は誰で、顧客にとって必要なものは何か?)
Selling Message (売り文句:顧客に響く良いメッセージとは何か?)


という5つのフレームワークの頭文字をとったものだそうだ。


実はこの「戦略BASiCS」のフレームワークは、Webサイトマーケティングの世界でも非常に重要な要素であり、考えてみれば弊社がこれまで考え制作してきた、私のWeb制作の基本的な戦略思考とも実にぴったりとマッチするものである。

バトルフィールド(Battlefield)は、例えばSEO(検索エンジン対策)戦略で考えれば、どんなキーワード分野で戦うか?とか、インターネット情報上の競合の中で、どんなWEBポジショニングを考えるのか?だと言えよう。

アセット(Asset)は、自社ならではの独自コンテンツは何か?と考えれば判り易いだろう。

そして自社の独自資源であるそのWebコンテンツが、さらにキラーコンテツ(顧客にとって便利な機能や有益情報)として差別化されれば、それが最大の強み・差別化(ストレングス Strength)のポイントとなる。

またWEBサイトでは、ユーザビリティ(使い勝手の良さ)など徹底的な顧客(カスタマー Customer)視点が重要で、細かく分類されたターゲットユーザー毎にサイト設計をして行く必要性がある。

そして、どんなセールスメッセージ(Selling Message)でWebサイトの表現を考えて、顧客ユーザー届けるか?を考え、ホームページを制作することが、儲かるウェブサイトに繋がるのだと言えるだろう。


【参考サイト】
佐藤義典氏 ストラテジー&タクティクス株式会社

2008年07月05日 17:06
コメントを投稿

(コメントは、投稿して頂いた後にブログ管理者が表示致しますので少々お時間がかかります。)